クスリと笑いが生じるような文章展開をしたい

 自分の性格的な問題が災いしてか,ブログでも何でも真面目くさった文章を書くことが多い.面白く書くのが苦手で,真面目な文章を書くのが好きなんですよね.でも真面目っぽく書くほうが楽なので手を抜いているだけなのかもな.それだと文章から人が敬遠しがち.読んでても楽しくない.

内容が同じでもとっつきやすさが違う
 アメリカ人の先生・学生のグループと共同研究で調査しに行ったしたことがあったのだけど,そこでは調査中の会話がジョークであふれ,常に笑いが耐えない環境だった(自分が理解できた笑いは2割くらいだったけど).当然,調査自体は真面目に行う.でも同じ作業を堅く真面目くさって作業するくらいなら,楽しくやれたほうが良い.ジョーク・ウィットの力を感じた.
 文章と調査とでは大きく違うけど,同じ内容を読んでもらうなら少し面白さが入ってた方が良いな.

目指したいウィットの方向性

 この人のセンスが好き.日常生活の何気ない会話を別視点から捉えなおして,面白く落とす.大笑いするネタではないが,クスッとしてしまう.一つ参考例として紹介.


タイトル:せめてあの世では

閻魔 『 夫に刺し殺されるとは不運な奴…。 お前は天国行きだ。 』
妻 「 ありがとうございますっ! 」
閻魔 『 妻を殺して自分は自殺…。 屑が。 お前は勿論、地獄行きだ!! 』
夫 「 ありがとうございますっ!! 」

 ボケ・ツッコミで言うならボケの立場に立つのが苦手なので,ツッコミ側のこういう方向性を目指したい.いきなりは無理そうなので,少しずつ意識していきたいな.

このエントリのオチ
 タイトルで希望しておきながら,ちっとも笑いの生じる文章展開になっていない.