本を本屋で買うということ

◇「お金を出して本を読む人たち」を笑うな!(活字中毒R。
  http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=60769&pg=20070215

 記事を読んで,机のそばにいつも置いてある本に書いてあったフレーズを思い出した.

古本を売買しないで
 古本の売買は,著作権者から購入すべき情報を売買することである.しかし古本が売れても,著作権者に印税はまったく入らない.断っておくと,私は,印税は当然の報酬であると思っている.もちろん,本書執筆の動機は,論文執筆に苦しむ若者を少しでも助けたいという思いであった.そして実際に,本書が役に立ったという話を聞くと,とても嬉しく思う. (中略) だから皆さん,古本を売買しないで.本書が役に立ったと少しでも思って下さるのなら,この私の願いをどうか聞き入れて欲しい.不要になったのなら,資源ゴミに出そう.
  from 『これから論文を書く若者のために』(酒井聡樹・著)

 これを読んでから,書籍の購入について意識が変わった.自分にとって役に立つなと思う書籍や,自分が好きな作家さんが書いている本くらいは,本屋で購入すべきかな,と.別に自分以外の人に無理強いするつもりもないし,人それぞれで良いけどね.要は自分の気持ち次第だし.